花はいいね♪

 ††White Roots††

苗場山

 

 

■標高■

■形態■

2145m

日帰り(前日車泊)

■日時■

■メンバー■

 2005年7月9日

2人(らす★・白音)

■天気■

■交通手段■

曇り

マイカー

■登山口■

■山域■

長野県

上信越

 

 

 

■コース■

小赤沢登山口三合目(5:35)→四合目(6:10)→五合目(6:45)→六合目(7:20)→七合目(7:35)→八合目(8:05)→九合目(8:40)→苗場山山頂(9:25-10:40)→九合目(11:30)→八合目(11:50)→七合目(12:20)→六合目(12:40)→五合目(13:20)→四合目(13:50)→登山口三合目(14:10)

  

【1】夜中3時過ぎごろに駐車場に到着。車中で少々仮眠して5時過ぎに登山開始しました。この時間、車は十数台ぐらい。地元ナンバーがほとんどでした。
【2】始めは森の中を歩きます。木の根の造形がすごいですね。でも、朝露に濡れてすごく滑りやすいです。
【3】4合目の碑。山頂までずっとこのような碑が位置を知らせてくれます。碑には次の碑までの所要時間が書いてあるのですが、かなりペースの早い人のタイムのような気がします。


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【4】登山道は花の宝庫です。まずははゴゼンタチバナ。
【5】オオバミゾホオズキ。
【6】ギンリョウソウ。土から白い頭だけを覗かせていて、これから発芽しそうなぐらいの大きさのものが沢山ありました。これから芽吹いて沢山見れそうですね。

 

 
【7】ミツバオウレン。
【8】【8】白いイワカガミを発見!大興奮で写真を撮りまくっている横を、わき目も振らずに登っていくいく人達が沢山。なんだろう?と不思議だったのですが。
【9】ズダヤクシュ。

 

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【10】笹薮の中からガサゴソガサゴソと音が聞こえてきます。先ほど花には目もくれずに突進していった方たちは山菜取りをしている模様。笹薮から出てきたおじさんに「何が取れるのですか?」と聞いたところ、竹の子が取れると言って見せてくれました。姫たけのこが取れるみたいです。竹の子というよりは笹の子のようなものみたいです。
【11】サンカヨウ。朝露に濡れて花びらが透けていました。始めて見たのでこういうものなのかと思ったのですが。(→40)
【12】キヌガサソウ。大きな花で目立ちます。
 


 【13】モミジカラマツ。
【14】このように鎖が張ってある箇所が沢山ありました。脇に、エンレイソウの葉が見えていますが、登山口からずっと登山道脇にたくさん見受けられました。でもすべて花は終了です。
【15】イワカガミ。蔵王山みたいに高い密度で咲いているわけではないのですが、かなり沢山あります。苗場山のイワカガミはピンク色が薄いものが多い気がしました。そういえば最近、イワカガミの遭遇率高いです。隔週で出会っていますね。
 

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【16】ショウジョウバカマ。以下4連発です。色々な色の花があってびっくりしました。猩々とは淡紅色を示すようなのでこの写真が一番ふさわしい色をしているのかもしれません。
【17】ショウジョウバカマはアジサイと同様にアントシアニンという色素を有しているので、土壌のpHによって色調が変化しているのでしょうか?
【18】でもこの場合はアントシアニン色素の分解による色調の変化ような気がします。
 


【19】条件によっては青いショウジョウバカマもできるのでしょうかね?でも調べても出てこなかったので無理なのかな?
【20】最初の湿原に到着。チングルマの花畑が出迎えてくれます。この辺りのチングルマは花弁が散ってしまっている割合が高かったです。ちょっと時期が遅かったかな?
【21】イワイチョウ。
 

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【22】ツマトリソウ。戦場ヶ原の森の中でも見かけた花です。苗場山では湿原内や苗場山頂ヒュッテから延びた見晴台方面に多く見られました。
【23】ワタスゲが沢山。奥のほうにはコバイケイソウの群落もあります。
【24】ベニサラサドウダンは最盛期。赤い花がかわいいです。
 

 【25】ワタスゲは木道の周辺に生えていてかなり間近で見ることができます。それゆえに戦場ヶ原より印象が良いです。時期の差もあるのかもしれませんが。
【26】湿原の風景。
【27】チングルマが池塘の周りに咲き乱れています。
 

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【28】山頂手前には残雪がありました。平坦な箇所なのでアイゼンも不要な程度です。
【29】苗場山頂ヒュッテに到着。トイレをお借りしました。水洗式できれいでした。登山バッジも500円で購入。
【30】ウラジロヨウラク。サラサドウダンに似てますが、花の色と形が違います。山頂ヒュッテから山頂への道にウラジロヨウラクとベニサラサドウダンが交互に咲いています。いずれも最盛期のようでした。
 

 

 
【31】山頂に到着。展望はありません。山頂小屋でもバッチを購入。ヒュッテのバッジとは種類が違いました。
【32】ヤマガラシ。小屋の周りに咲いていました。写真を撮っていると、ご夫婦づれの方に花の名前を聞かれたので、教えてあげたところ、ついでに色々な花の名前を聞かれました。あ、でも我々も花の名前はは勉強中で数えるほどしか知りません(^^;
【33】帰りがけに山頂手前の湿原でチングルマの写真をじっくり撮りました。山頂付近の方が花弁が落ちていない割合が高かったです。まだ十分楽しめました。
 

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【34】湿原の写真ものんびり撮りながら下山します。
【35】タテヤマリンドウ。見逃しそうなくらいちっちゃいのですが。とてもかわいらしいです。
【36】ワタスゲ。登りのときは朝露でしっとりしていたのですが、時間がたってふわふわも復活してきたようです。
 

 
【37】後方に見えるのは鳥甲山。
【38】キバナノコマノツメを下山時に見つけました。登りのときは全く気づきませんでした。
【39】下山時に山頂方面を振り返って。登りのときはこの辺りでは虫の攻撃を受けていて景色どころでなかったような。下山時は虫はちょっと落ち着いたみたい。吸血しない虫が人のそばに集まってくるのは納得いかないですね。自然の摂理に反しているような。防虫ネットが欲しくなりました(^^;
 

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【40】下山時に見たサンカヨウ。11番の写真と比較すると分かりますが、花びらが濡れているのといないのとで変化しています。

 

立ち寄り温泉:

 明石の湯

住所:

 十日町市本町6

料金:

500円(この日は2周年記念で300円でした。)

満足度:★★★★★

 設備が大変きれい。ロッカーのシステムも良いし仮眠室まであるのは驚きです。お風呂も当然きれいで薬湯がなんかも楽しめます。サウナにテレビもあったそうです。シャンプー、リンス、ボディーソープがすべてそろってます。露天風呂がないのが残念なのですが。文句なしに5つ星です。

 

■駐車場情報■

 小赤沢登山口三合目の駐車スペースには50台以上の駐車が可能です。比較的綺麗なトイレも設置されています。駐車場までの林道は若干悪路です。

 

■登山道のコンディション■

 ところどころ若干の残雪がありましたがアイゼンは不要。岩場が多いので天候不良の際は注意が必要です。

 

■膝日誌■

対策:トレッキングタイツ・軽登山靴

痛みの度合い:☆☆☆☆☆

 膝の痛みは全く出ませんでした。最近膝の調子が昨年と比較してかなり良くなっているように思います。継続して歩くことで、飛躍的にとはいきませんが徐々に効果が出ている気がします。

 

 
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